2019年07月24日

特殊な時期のストラテジーと生き残りバイアス

これも今年書いた、特殊な時期のストラテジーです。

WS000147.JPG

ストラテジースペック
2300勝1200敗、PF3.12、合計損益194%、最大DD14.7%
(実質検証期間2001年〜直近)

これは母集団の対象上、かなりカーブフィットの可能性があります。
わかっているので、1ショットはかなり控えめです。

さらにこのような特殊なストラテジーを書くときに気をつけているのは、
トレンドフォロー的な要素を必ず入れる
ということです。
エントリーもイグジットも、です。

これは母集団を絞ったストラテジー全てに当てはまるのではないでしょうか。

例えば、日経225採用銘柄を対象にバックテストする場合を考えてみます。

今年、すでに
6773パイオニア→6645オムロン
6366千代田化工→7832バンナム
と2回の入れ替えです。

一般的に225採用銘柄が除外されると、
(というか、パッシブファンドの運用から除外されると)
パッシブファンドの売りやパッシブファンドの売りを見越した売り、
売りで値下がりしたチャートでの売りなど、
かなりの売り圧力になります。
(一部→二部の降格も同じです)

来年の225採用銘柄には、パイオニアと千代田化工は含まれません。
したがって、来年、225歳用銘柄を対象にストラテジーを作ると、
当然、パイオニアや千代田化工のキツい下げの値動きや、
その後のマネーゲーム的な値動きは考慮されません。

ゴリゴリにトレンドに逆らう(順張り的なパラメータを全く含まない)システムを組むと、
このような生き残れなかった銘柄の、検証上、(おそらく)不都合だが、
実弾運用では拾うであろう値動きを、最初から除外する可能性があります。


これを「生き残りバイアス」と呼びます。

私は、ベースとなるストラテジーは、
生き残りバイアスの可能性が高い母集団は使いません。

実弾運用しているベーシックなストラテジーは30〜40本くらいありますが、
「225採用銘柄」「TOPIX500」などを対象にしたストラテジーはゼロです。
1本もありません。

*ちなみにこのストラテジーは、8月の大型勉強会でストラテジーを公開します。
参加者でご興味のある方は楽しみにしてください。
ただし、私の注文だけでそれなりのマーケットインパクトが出ると思いますので、
そっくりそのまま運用するのは避けた方が良いと思います。

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posted by 紫苑 at 05:13 | Comment(0) | 実践的ストラテジー理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする