2011年07月16日

電力・原発・節電 ほとんどウソ


都内の環境放射線測定結果(東京都)
・放射線量測定結果(1時間ごと)
・放射線量測定結果(1日ごと)
・水道水中の放射能調査結果
・降下物(塵や雨)の放射能調査結果
東京は地上1mでの放射線量の測定も行っています。

原発問題全般:ビジネス知識源:経営の成功原理と実践原則(吉田繁治氏)
放射能への対策:中部大学 武田邦彦氏のブログ
電力・エネルギー問題:生き残りのディーリング(矢口新氏)

日本政府の実態;国民を見殺しする国
20km圏外にも避難区域、飯舘など5市町村
積算被ばく線量予測図公表 北西40〜50kmで20mSvの恐れ(米エネルギー省4月19日)
「官邸の指示で出さなかった」警戒区域4カ所で100μSv/時超

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電力会社と政府の発表は本当にひどい。
あまりにひどいので、大雑把にではあるがまとめてみた。


【ウソ1】震災で原発が壊れたから電力が足りなかった

震災直後に暗い思い、寒い思い、不便な思いを強いたのは、
「福島第一原発が震災で破壊されたから」だと言う。

ウソである。

平成23年3月11日午後4時30分、東電自身が発表している。
宮城県地震における当社設備への影響について

以下、抜粋

【原子力発電所】
・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止
・福島第二原子力発電所 1〜4号機 地震により停止

【火力発電所】
・広野火力発電所 2、4号機 地震により停止
・常陸那珂火力発電所 1号機 地震により停止
・鹿島火力発電所 2、3、5、6号機 地震により停止
・千葉火力発電所 2号1軸 地震により停止
・横浜火力発電所 8号4軸 地震により停止
・大井火力発電所 2、3号機 地震により停止
・五井火力発電所 4号機 地震により停止

【水力発電所】
・福島県内15発電所、栃木県内3発電所、山梨県内3発電所、群馬県内1発電所が
地震により停止

【流通設備等への影響】
・那珂変電所 地震により停止
・新茂木変電所 地震により停止


抜粋終わり

震災直後に電力不足になったのは(本当に不足していたのかも疑わしいが)
「地震で原発が壊れたから」ではなく、
「地震で多くの発電所が壊れたから」である。


このようなウソで寒く、暗く、不便な思いをさせられたかと思うと、非常に腹立たしい。
客をバカにするのも大概にするべきである。


【ウソ2】原発を再稼動しないと電力が足りない

電力会社は「原発を再稼動しないと電力が足りない」と言う。
客に「原発を再稼動か、節電で暑い思いをするか」の択一を迫る。

これもウソである。

東電が発表しているとおり、
福島第一以外の発電所はすべて復旧済みである。

以下、抜粋

【原子力発電所】
・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中

【火力発電所】
・ 電気の供給については、すべて復旧済み

【水力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み

【流通設備等への影響】
・電気の供給については、すべて復旧済み


抜粋終わり

現在の発電所の状況はほぼ通常どおりである。
当然、電力は足りる。


したがって「停電対策としての節電」はする必要は一切ない。
節電のために暑さを我慢して熱中症になる必要はもちろんない。

今年の夏がどんなに暑くなろうと、
電力の供給不足で「計画停電」や(大規模)停電には絶対にならない。
もし停電になるなら、「電力不足以外の何か」が理由である。


【ウソ3】地域独占だと安定した電力供給ができる

電力会社が地域独占でいられるのは、
「安定して電力を供給するため」だと言う。

ウソである。

原発が何基か動かない程度で客に節電を強いるは、
安定した電力供給ができているとは言わない。

安定した電力供給をするためにも、自由競争にするべきである。
東電が機能不全になっても、他社がカバーできる。


【ウソ4】原子力は火力よりコストが安い

経済産業省は「原子力発電は火力発電よりコストが安い」と言う。

ウソである。

原発は巨大な利権のかたまりである。
メーカー、地元、役に立たない保安院の給料、使わないSPEEDIの開発費。
おそらく、政治家へのリベートも当然あるだろう。
このような「コスト」は計上されていない。

使用済み燃料の保管には何万年もかかるが、
このコストは計上されていない。
いくらになるかわからないから。

福島第一のような事故の賠償金も当然計上されていない。
いくらになるかわからないから。

ちなみに原子力発電所は小さい事故なら頻繁にある。
どの原発も老朽化し、また老朽化していくので、
常識的に考えて、事故はこれからもっと増える。

精密な計算などする間でもなく、
原子力発電は高コストであることは自明である。

それでも原発が低コストだと主張するのであれば、
試しに原発を使わない電力会社と価格競争すると良い。


【ウソ5】どうしても原発を再稼動させたい

政府は全国の原発にストレステストを行うと言う。
しかしこれは、原発の安全性を調べるためのものではなく、
原発を再稼動させるための言い訳を作るためのものである。
原発再稼動の結論ありきである。

九州電力はメールとファックスという安直な、
さらにヤラセという姑息な手段で、玄海原発を再稼動させた。
これも再稼動という結論ありきだった。


【結局、ほとんどがウソ】

このように一つ一つ検証すると、
政府や電力会社の発表はほとんどがウソであることがわかる。
本当のことを探す方が、むしろ難しい。

これだけウソだらけの業界も珍しい。

本当に原発は安いのか。
本当に国民は原発を望んでいるのか。

姑息な洗脳や世論操作などせずとも、自由競争にすれば自ずとわかる。

なぜこんなにウソをついてまで原発を動かしたいのか。
地域独占であらせ続けるのか。

電力供給以外の「何か」があると言わざるをえない。

政府や電力会社の発表は、今後もウソだと考えるのが妥当である。

市場の原理が働かない世界は腐る。


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posted by 紫苑 at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 原発事故と国家犯罪 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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