2016年05月13日

検証しても意味のない期間2

前回は、日経平均の変遷から、検証期間について考察しました。

このように、大きな変化があった場合、
それ以前の株価と今の株価では動き方が違うかもしれません。
検証が無意味とまでは言いませんが、参考程度といったところでしょうか。

手数料自由化:1999年
(松井証券のオンライントレード開始、SBI証券やマネックス証券の設立などもこの時期)
個人投資家(“泡沫投資家”)の参入障壁が低くなる
→株式市場のプレイヤーの大規模な変更

マザーズ設立:1999年

日経平均構成銘柄大幅入れ替え:2000年
日経平均の算出方法の変更:2005年
→日経平均がそれまでとは異質なものに;詳しくは前回の記事を

株 勝率80%の逆張りシステムトレード術発売:2006年
検証ソフト「検証くん」の発売もこの時期
→単純なスイング型逆張りストラテジーが機能しにくくなる

このようなことを考えると、2006年以前、長くても2000年以前のバックテストは
それほど意味をなさないように思います。

また、ここ数年でキツい相場は、
2008年8月:金融危機
2011年3月:東日本大震災(というか福一の爆発)
2012年10月まで:とにかく動かない相場
2015年:GPIFの大型株買い支え
2016年:空売りが異様に機能しない相場
(2013年以外は意外にも毎年キツいな…)

2006年以降を検証して、2005年以前は確認程度に使うのが良いかと思います。
1990年台を日常的に検証するのは、ただの時間の無駄です。

posted by 紫苑 at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実践的ストラテジー理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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