2020年09月20日

システムトレーダーがつける裁量投資の通信簿

2年くらい前から、裁量で利益を出す方法を模索しています。

主な理由は、

・どうしてもシステムでは苦手な相場ができてしまうこと
・資金量が大きくなると運用難になってくる(信用枠が余りがちになる)こと

です。

現金の何割かを現物の裁量で持ち、
裁量現物を担保に信用でシステムトレードをするというイメージです。

今日は私が実弾を入れて相場を張ってみた裁量トレードについて書きます。

手を付けた順に書くと、こんな具合です。

イベントドリブン(羽根秀樹さん、夕凪さん)
日本株バリュー(かぶ1000さん、インヴェスドクターさんなど)
日本株高配当
FXスワップサヤ取り
日本株グロース(横山利香さん)
米国株グロース中心

儲かってそうな人がいる分野は一通り手を出してみました。

で、一通り手を出してみて、
自分の性に合うもの合わないものがはっきりしてきました。

◎イベントドリブン
これは利ざやは厚くないもののシステムトレードに近く、
システムトレーダーは手掛けやすいと思います。
参考文献:イベントドリブントレード

◯日本株グロース
横山利香さんのセミナーに参加して勉強している最中です。
モノになりそうな気がしています。まだ語れるほどではありません。

◯米国株グロース中心
アメリカには日本にないような企業がたくさんあります。
GAFAMが日本にありますか?
米国株は書き始めると長くなるので、別の記事にします。

△バリュー
バリューは基本的に逆張り(下がったものを買うという意味)で耐える期間が長く、
定性分析(銘柄選択)と定量分析(株価のバリュエーション)に
相当な自信がなければ、難しいのではないかという結論に達しました。
バリュー株は板が薄く、買いにくい売りにくいというのも
(システムトレーダーとして)手掛けにくくしている原因としてあげられます。

☓高配当
高配当株はおそらく裁量初心者が最も引っかかりやすい地雷なので、
少し詳しく書いておきます。

高配当は投資対象としてダメなのではないかと思います。
配当は銀行の預金金利とは違い、約束されたものではありません。
業績が悪くなれば減らされます。累積配当を謳っている銘柄でも同じです。

高配当になるプロセスとしては、

1.株価が下がって高配当
業績が悪く株価が下がって一時的に高配当のように見える
→減配されて最終的に高配当株ではなくなる(危険性がそれなりに高い)

2.配当が増えて高配当
買った株の業績が良くなって増配した結果として(自分だけ)高配当になる

ですが、1は長期では株価も下落して配当も減るので、大失敗な投資になります。

そもそも配当は、カネの所在が、企業か自分かの違いだけです。
投資信託の配当がタコ配と言われるのと大差ありません。

結局、長期で持つ場合は、業績がわからないとカネは張れないということなのですが、
簡単に気づく「指標」である高配当は1である可能性が高く、
最も危険ではないかというのが今のところの結論です。

以上が実弾を入れたシステムトレーダー的な感想です。

高配当や資産バリューは、下がったら買うのが合理的な判断です。
銘柄選びが間違えている、あるいは(武漢ウィルスのような)社会構造の変化を見誤ると、
最終的に大ダメージを負うリスクを否定できません。

一方で、アメリカにしろ日本にしろ、グロース株を手掛けやすいと思うのは
エントリー/イグジットがトレンドフォロー的だからです。
押し目を待つにしても中長期で上昇トレンドにある銘柄を仕掛け、
上昇トレンドが終わったら決済です。

トレンドフォローなら、泥沼銘柄をナンピンし続けるということはありません。
大ダメージを避けるという意味では、
私にはバリュー<グロースかなと思っています…今は。

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posted by 紫苑 at 09:15 | Comment(0) | 非シストレ戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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