2021年01月24日

システムトレーダーのためのETFファンド講座(各論)

「システムトレーダーのためのETFファンド講座」
このシリーズは、システムトレードをある程度極め、
さらに裁量も…しかも米国株を、それなりにこなしている私にしか
書けない内容だと思います。

システムトレーダーのためのETFファンド講座総論はこちら

結論から先に書きます。

今年はマクロが非常に好調な1年になります。
おそらくアベノミクス以来の大チャンスです。


理由は2点です。

武漢ウィルスで止まった経済をキャッチアップするために、
すでに各国が空前の金融緩和をしています。
株式市場は好調でも、まだデフレギャップが残っているために、
今年いっぱいくらいは緩和を止めることは(今のところ)なさそうです。

ここにワクチンが完成しました。
今、感染者が増えているのは季節性の影響が大きいので、
春になって気温が上がってくれば感染者は減ります(断言)。
このように経済が急速に正常化します。

空前の緩和+経済の正常化

今年は激甘、大サービスの相場になる
でしょう。

ただ、FRBの利上げまで、ドル安基調は続くと推測されるので、
投資対象は日本株より米国株か世界全体
ということになります。

今回の記事は、このような恵まれた相場環境の中、
システムトレーダーが信用の担保の現金を有効活用して
ETFやファンドを買う場合を考えます。

*このようなグローバルマクロを深く知りたい方は逃げて勝つ 投資の鉄則(田中泰輔)
この本の私のレビューはこちら

まず、簡単に思いつく&簡単に実行可能なものから。

1.東証でアメリカの主要指数のETFを買う

S&P500→2558(0.078)、1557(0.0945)、1547(0.15)、1665(0.15)、
 2521H(0.15)、2563H(0.15)
ダウ→2562(0.30)、1679(0.45)、1546(0.50)
ナスダック100→2568(0.25)、1545(0.45)、2569H(0.25)

Hは為替ヘッジあり、カッコ内は信託報酬(%)

メリット:日本の株と同じ感覚で売買できる
デメリット:現地のザラ場時間では売買できない

2.クリック証券CFDで主要指数や大型株を買う

アメリカ3指数に加え、ダウ構成全銘柄、GAFAM、ネットフリックス、テスラが買えます。
大型でエヌビディアだけが取り扱いがないのは謎ですが(アカマイはあるのに)。

メリット:CFD口座↔証券口座の資金の入れ替えが瞬時に可能
 リアルタイムで売買できる、大型なら個別も売買できる
デメリット:個別が一部の大型株に限られる、税金の扱いが株とは別

このくらいは誰でも思いつくはずで、わざわざ私が記事を書く必要はないでしょう。
大事なのはここから先です。

3.優秀なアクティブファンド(アクティブETF)を買う

「アクティブファンドはインデックス(パッシブファンド)に勝てない」
というのが、一部、定説になっていますがどうでしょうか。

実は私も1年前まで「アクティブファンド?www」と、半ばバカにしていました。
ゴミ投資家シリーズの影響で、概ね間違ってはいませんが、
ごく一部に明らかにファンドマネージャーが凄腕のファンドがあります。
それをご紹介します。

3-1.ベイリーギフォードシリーズ

シャープレシオ2を超えるという化け物のようなアクティブファンドです。

確認した限りでは楽天証券とSBI証券で買えます。
楽天もSBIも、このファンドを信用取引の担保にすることができます。
つまり、信用枠を(大幅に)減らさずにこの優秀なファンドを買えるということです。

ベイリーギフォード・ロイヤルマイル:全世界に投資するファンド
ベイリーギフォード・ポジティブチェンジ:先進国に投資するファンド

ファンドを担保にする際に注意することがあります。
この点はテクニカルかつ冗長になるので次回の記事で書きます。

3-2.ARKシリーズ

米国株クラでは半年くらい前から話題になり始めた上場型アクティブファンドです。

ETFという扱いですが、頻繁に売買を繰り返すアクティブファンドに近いタイプです。
投資信託が日に1回しか基準価格がつかないのに対し、
上場型アクティブファンドは通常の株のようにリアルタイムで値段がつきます。

このETFは毎日の売買を公表しているのですが、
基本的に中型グロースの逆張りが得意で、素晴らしい逆張りをやっています。

ポイントは
・中型グロース
・逆張り
です。

今年は、まさにこのセクター(低金利)とこの手法(基調は上昇)が
光り輝く相場だと思います。

ARKK:ARKの旗艦ファンド
ARKW:ハイテク
ARKG:バイオ・ゲノム
ARKQ:自動運転、3Dプリンタなど

私は裁量の資金の大半をこのETFに入れています。
売買譜やパフォーマンスを見ると、私が裁量で個別をやっても、
このETFに勝てるとはほんの少しも思えないからです。

ただしこのETF、日本の証券会社で買えるのは、実質的にはサクソバンクのみです。
(IGも買えますが手数料が高すぎるとのことです)

サクソバンクに口座開設をする方はこちらからお願いします。
私もあなたも、数千円もらえます。

*サクソバンクにも少し注意点があります。これも次回の記事で。

お賽銭箱を作りました。
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posted by 紫苑 at 21:21 | Comment(0) | 米国株とグローバルマクロ投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

システムトレーダーのためのETFファンド講座(総論)

ここ数年、現実の資産曲線を安定させるために、
システムトレード+「何か」の「何か」をずっと探してきました。

一つの答えが日米グロース株でした。

正確には、グロース(順張り的)が良いというのもありますが、
逆張り的なバリューや高配当はシステムとの相性が非常に悪い
ということがわかりました。
詳しくは過去の記事「売りから考えるシストレに相性の良い裁量」

グロース株の個別でも悪くはないのですが、
去年の4月から9月までのようなテーマがわかりやすいときは別にしても、
今のようなテーマが絞りにくいときは研究対象が広範囲に渡ります。
兼業のシステムトレーダーが三足目のわらじとして履くには、
物理的に、少々、荷が重いかもしれません。

私もここ数ヶ月は睡眠時間の確保が難しく、根本的な改善を迫られていました。

そこで考えたのが

1.投資対象はETFやファンド
2.保有期間はやや長め

というトレードです。

ETFと聞くと日本だとほとんどが指数連動のものです。
しかしアメリカには、売買を頻繁にするアクティブファンドのようなETFがあります。
本格的な上場型の投資信託と言ったところでしょうか。

ファンドはモノによっては信用の担保にすることができます。
今年のようなマクロが良いときは、システムトレードの担保に、
ファンドを組み込むと成績アップの足しになるでしょう。

システムトレードをある程度やり尽くした場合は、
マイナーチェンジを(頻繁に)繰り返したり、薄いエッジを取りに行ったりするより、
このような全く分野が違うやり方を取り入れると
労働対効果が高い
のではないかと思います。 

イメージとしては、よく言われる
「結果の80%は20%の原因からできている」(パレートの法則)
の応用ですね。

もちろん私には80%を100%にする努力を期待する人が多いのも理解しているので、
ストラテジーの改良や開発も進めています。
一方で、その困難なことをフルパワーでやるのではなく、
他の0%かそれに近い分野を80%にすることに時間や労力を割くのも
利回りを手っ取り早く上げるには良い
のではないかと思ってやってきました。

次回から各論として、

・(グローバル)マクロの把握の仕方
・ファンドとETFの違いや利点欠点
・良さそうなファンドやETFを具体的に

をお伝えするつもりです。
(ただ、記事を書く余裕がない)

*グローバルマクロを把握するのに大大大推薦の本があります。
逃げて勝つ 投資の鉄則(田中泰輔)
私のレビューはこちらに書きました。
難しい内容を極力簡単に、さらに系統的に書いてくれています。
それでもなお難しいので、時間をかけてゆっくり読むことをオススメします。

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posted by 紫苑 at 11:54 | Comment(0) | 米国株とグローバルマクロ投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする